2024-1-18中国進出-中国を知る(240)真実に着目しよう(2)
「褒め殺し」の意味は、相手に対して実質以上に褒めたり高く評価してこちらに対してケチ付けたりできなくさせることであることは、周知のことと思います。中国や韓国は古代文明に於いては日本の師匠であり、先輩であったが、近代化で日本に後れを取り日本の租界地を作られ、朝鮮半島に至っては併合され日本の一部にされてしまったとの被害者意識があり、それが高じてコンプレックスになっている為何かにつけて反日的になります。
朝鮮半島同様日本に併合された歴史的体験を有する台湾は大変親日的であるのは、古代文化に於いて中国や朝鮮半島の如き日本の師匠であったり、先輩だったりとの意識(事実関係でも)がないことも大きな要因でしょう。更に戦後内戦により共産軍に追い詰められ台湾に逃れた中国国民党軍による台湾人大弾圧も大きな原因の一つでしょう。
中国は1840年のアヘン戦争に英国に敗北し、英国は日本以上に中国各地に租界地を作ったが、古代文明に於いては関係が薄く、近代以降西欧文明が一貫して中国より優れていたとの認識が、中国では広く浸透していたことも、日本に対するような不快感を有しない大きな原因と言えます。
従って日本では義務教育の段階から、漢字や仏教の受け入れや都市計画、法令制定、製紙方法等沢山の事項を事実通り歴史教育の中で教えていることをもっとアッピールすべきでしょう。朝鮮半島に対しては、仏教伝来だけでなく、百済の要請で彼らを助けるために援軍を送った側面や日本に避難して来た百済人から多くのことを学んだこと、豊臣秀吉の朝鮮侵攻直後の17世紀には、徳川幕府により、毎回500人前後と言う大掛かりな朝鮮通信使を受け入れ大変友好的に交流していた事実も大いに吹聴して良いでしょう。日韓共同でこの通信使の事績調査など行うのも良いでしょう。
中国、韓国共に世代により親日、反日感情の度合いが異なると言われますが、もう少し長い尺度で認識すべきでしょう。中国には「日本と言う国は平安時代や江戸時代の如く平和ボケしていた時代の後の武家政権の確立、明治維新後の軍事大国化という歴史的事実があるので油断がならない」と言う学者もおり、長年日本語が大変上手な親日人士と言われていた仕事上の大先輩である韓国人が宴席で酒に酔い「手違いでもいいから北朝鮮の軍船が日本の海上自衛隊の船舶に体当たりしてくれたら、韓国軍は直ちに共に日本に戦いを挑むよ!血は水より濃し、だよ!」と言った人も居たくらいで、彼らの潜在意識は複雑だと見るべきでしょう。日本の大相撲ではモンゴル人が大活躍しているが中国人や韓国人は殆ど居ないことや各種スポーツの国際試合で日本との対戦では驚くほど力を発揮する彼等に注目すべきでしょう。
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