【中国事情】カテゴリー記事一覧

新着記事

民主主義に反する体質にも拘わらず、民主主義を標榜する日本共産党に対して、何度か若手幹部党員に、「本当にソ連や中国の共産党と異なると云うなら、いっそ党名を替えたら良いのでは」と問いただしたことがあるが、「その必要はない。ソ連や中国の共産党が本来の共産主義を順...

青年時代には往々にして“理想主義”にかぶれ、それに心酔して極端に走りがちである。その様な情況をうまく利用しているのが、昔から新興宗教のみならず、共産主義や社会主義をを看板に掲げる政党のようである。以下左翼政党と略称する。 左翼政党は一見実現したら、一...

 私が学校を卒業し、商社に就職したのは1961年4月であるが、初めて北京に駐在した1965年頃まで日本共産党は中国側と大変仲が良く、前回末尾で触れた如く、日中貿易促進会と云う団体を持っていた。1966年中頃より中国で「文化大革命」が始まると、それを日本共産党が批判し始め...

来年は中国共産党が上海で誕生してから100年目となるので、中国では各種の記念行事が催されるであろう。中国の近代史を研究しておられる学者達には、自動車生産が世界一になったこと、香港や少数民族を弾圧していること等、経済的な成功と政治的な変色,後退は予想外のことでは...

 遂に7月1日より香港国家安全維持法の施行が始まった。これは一見中国政府の強さの具体化の様に見えるが、実際は逆である。何故なら中国共産党や中国政府が建前通り、人民の意思を代表していれば、この様な国際的にも不評を買う法律の制定、施行は不要であることは誰よりも、...

中国は今にも崩壊しそうだとの論調が多くなっている日本であるが、そう簡単には崩壊しそうにはないと言える。1966年後半から10年も続いた文革(文化大革命と称された)時代にも、私は駐在や出張形式で何度も中国国内で生活をし仕事をした。当時の中国は経済力も弱く諸外国との...

新型コロナウイルスの感染状況もやっと危険レベルを脱したとして、政府は5月25日に緊急事態宣言を全面解除したが、今後第二波となって感染が広がる恐れがあるので、気を緩めてはならないとしている。欧米諸国からは日本政府は感染状況を極めて低いレベルで終息させようとしてい...

2020-5-7中国進出―中国を知る(195)中国との関係はどうなるか(8)? 60年余も昔、大学の政治学の時間に、担当教授より、「古来いろんな政治体制が存在したが、自由民主主義を超える政治体制はないであろう。然し民主主義にも欠陥はある。それは自由に表明された多数決主義...

新型コロナウイルスによる世界的災難は当分続きそうだが、そろそろ本題の結論を述べたいと思う。中国や韓国は日本に対して歴史を正しく学んでいないと指摘し、時には大衆を動員し騒乱を起こすことがあるが、彼等こそ正しく学んでいないと思う。日本には中韓に迎合する人達も存...

   現在中国のみならず世界中が新型コロナウイルスとの戦いに必死であり、正に第三次世界大戦と云うべきであろう。戦いの場は世界の殆どの国々、地域に及んでおり、官民、平民を問わずあらゆる人々が参戦を余儀なくさせられている。人的、経済的損害は膨大なものになりそうであ...

人気記事ランキング