【中国事情】カテゴリー記事一覧

新着記事

とどのつまり中国(人)とは何ぞやと言う、このシリーズも今回で最終回としたい。 1、 やはり政治、思想的には事大主義であろう。事大主義とは自分より強く、豊かで、先進的であればそのような相手には憧れ、従順になり、或いは秋波を送ることであり、その逆と見れば傲慢にな...

アメリカ大統領、トランプ氏の最近の来日、韓国、中国、ベトナム、フィリピン訪問と続き、各国首脳との会談やスピーチを通じて、彼の本音のみならず各国首脳の本音が垣間見られたと思う。自国第一主義は何処の国でも同じだが、強すぎて「自己中」になりがちな傾向に拍車をかけ...

今後の中国の将来像を描く場合、前回日本の多くの専門家は日本や欧米の常識をベースにして判断する為にミスを犯していると述べたが、もう一点は目先の現象を延長したり、狭い範囲の事象を拡張解釈したりしてはミスを犯すということです。一方中国政府の願望である経済、軍事...

「中国(人)とは何ぞや?」もそろそろ終盤にしたいと思うが、多くの日本人が、「何年付き合ってもよく分からない」と言ったり、誤解したりしているのは何故でしょうか?「中国はもうすぐ崩壊する」類の書物も、中国問題専門家と称される人達が執筆し書店には沢山並んでいるが...

 前回「村八分」について記したが、今でも日本の若者の間では「KYはダメだよ!」との言葉がある由。KYとは空気を読めない、即ち周囲への気遣いがないとか、自分勝手との意味で、周囲に同調しなければ仲間外れにされる点、“村八分”とも言える訳で、自己中心主義の中国人は殆...

中国(人)とは何ぞや? 歴史家でなくとも、日本は古代に於いて多くの文化が中国や朝鮮半島から伝来したことは誰でも知っている。人種的にも生粋の縄文人以上に渡来人が沢山あり、混血して主要日本人を形成して来た為、見かけ上もほとんど判別つかない程である。外(国)人と...

  中国や韓国は事ある毎に日本に対し、「積年の恨みがある」とか「日本は歴史を教訓としてない」と非難するが、それは主として政府当局やそれを支持する知識人であり、映画やテレビドラマ制作、展示物、学校教育などを通じて執拗に虚実織り交ぜて、“啓蒙運動”としている為、多...

最近陳舜臣の書き下し歴史書「中国五千年」を久しぶりに読み直してみた。日本の歴史と較べ権謀術数、下克上、分裂と統一の繰り返しがあまりにも多いのを再認識した。然し孫娘の高校時代の世界史の参考書を閲覧してみると、この様な状況は世界的に普遍的に存在しており、中国だ...

 昭和3-40年代は日本社会党や総評が大きな勢力を保持していたが、社会主義は労働者を最も大切にし、平等な社会にするとの幻想を抱いていた日本人が沢山居た為でもある。反対に自由民主主義を信奉しそれを押し広げようとするアメリカ等は、“帝国主義”勢力と見做されていた。然...

 中国問題に大変熱心だった日本の“左翼勢力”は現在寡黙になっている原因について、先ずは日本周辺の情勢を概観してみましょう。 1、 1960年代の北京駐在時代に沢山の解放闘争映画や舞台劇を見せられたが、解放闘争の相手の主役は、ほとんど国民党軍や大地主であった。後日毛...

«Prev1 2 3... 9 10 11... 23 24 25Next»

人気記事ランキング