2013年 2月の記事一覧
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13年02月03日 23時12分29秒
Posted by: transscope
女子柔道の監督が辞めたそうだ。
この件については,テレビなどで識者と言われる人々が様々なコメントを寄せている。
それらコメントの多くは,暴力を否定するものであるが,一部にはそれを愛の鞭として,あるいはスポーツの指導には必要なものとして部分的に肯定する意見もあるようだ。
メディアも識者も,指導者による暴力についての是非を論じるばかりだが,ぼくは暴力監督を告発した女子選手達の真剣さについてこそ語るべきだと思う。
彼女らは,年季奉公の奴隷ではない。
監督やコーチが駄目で,とても付いて行けないと思ったら,辞める自由がある。
だが,自らは辞めず,監督を辞めさせる途を選んだのだ。
彼女らは,自らが柔道を続けることが,全日本柔道のために良いことだと考えたのだろう。
そして,自らが柔道を続けるためには,駄目監督を外すことが条件になると考えたのだろう。
責任感が強いうえに,論理的思考ができる女達だと思う。
監督も悪い男ではなさそうだが,彼女らに付いて行けなかった。
責任感と論理性において,選手は監督に優っているのだと思う。
日本の女子柔道の未来は明るい。
この件については,テレビなどで識者と言われる人々が様々なコメントを寄せている。
それらコメントの多くは,暴力を否定するものであるが,一部にはそれを愛の鞭として,あるいはスポーツの指導には必要なものとして部分的に肯定する意見もあるようだ。
メディアも識者も,指導者による暴力についての是非を論じるばかりだが,ぼくは暴力監督を告発した女子選手達の真剣さについてこそ語るべきだと思う。
彼女らは,年季奉公の奴隷ではない。
監督やコーチが駄目で,とても付いて行けないと思ったら,辞める自由がある。
だが,自らは辞めず,監督を辞めさせる途を選んだのだ。
彼女らは,自らが柔道を続けることが,全日本柔道のために良いことだと考えたのだろう。
そして,自らが柔道を続けるためには,駄目監督を外すことが条件になると考えたのだろう。
責任感が強いうえに,論理的思考ができる女達だと思う。
監督も悪い男ではなさそうだが,彼女らに付いて行けなかった。
責任感と論理性において,選手は監督に優っているのだと思う。
日本の女子柔道の未来は明るい。
13年02月03日 21時39分48秒
Posted by: transscope
先週は,月曜から金曜まで沖縄に出張だった。
例によって廃棄物の案件なので,ごみ処理施設をいくつか訪問した。
そこで,きわめて感覚的な話だが,ひとつ面白いことを発見した。
アメリカ軍のごみである。
沖縄本島は,広大なアメリカ軍基地が占めているが,そこから大量のごみが発生している。
それらは,民間の処理業者が処理している。
民間業者はパッカー車で基地に収集に行き,ごみを基地外の施設まで運び,そこで焼却処理している。
沖縄出張時には,ぼくらが焼却施設で待っていると,基地からごみ収集車が帰ってきて,ごみを降ろす。
降ろされたごみが,何か違うのだ。
何が違うのか。
組成ではない。組成分析なんかその場で出来る訳ない。
色か,形か,音か。
どれでもない。
臭いだ。
あるいは,匂いとするべきか。
嗅ぎ馴れている東京23区のごみとは明らかに違う,何か甘いような,アニスのような。
そうだ,アメリカのスーパーマーケットの匂いに近いかも知れない。
ごみというものは,地域や,季節あるいは,生活スタイルを映すといわれるが,臭い(匂い)に違いが出るとは。
ぼくにとっては,発見だった。
例によって廃棄物の案件なので,ごみ処理施設をいくつか訪問した。
そこで,きわめて感覚的な話だが,ひとつ面白いことを発見した。
アメリカ軍のごみである。
沖縄本島は,広大なアメリカ軍基地が占めているが,そこから大量のごみが発生している。
それらは,民間の処理業者が処理している。
民間業者はパッカー車で基地に収集に行き,ごみを基地外の施設まで運び,そこで焼却処理している。
沖縄出張時には,ぼくらが焼却施設で待っていると,基地からごみ収集車が帰ってきて,ごみを降ろす。
降ろされたごみが,何か違うのだ。
何が違うのか。
組成ではない。組成分析なんかその場で出来る訳ない。
色か,形か,音か。
どれでもない。
臭いだ。
あるいは,匂いとするべきか。
嗅ぎ馴れている東京23区のごみとは明らかに違う,何か甘いような,アニスのような。
そうだ,アメリカのスーパーマーケットの匂いに近いかも知れない。
ごみというものは,地域や,季節あるいは,生活スタイルを映すといわれるが,臭い(匂い)に違いが出るとは。
ぼくにとっては,発見だった。
13年02月03日 21時08分44秒
Posted by: transscope
特許庁の情報システムが酷いことになっているそうだ。
どうして,こんなことになるのだろうか。
ぼくが考えるところでは,これは発注者が悪い。
発注者がきちんと要件定義をしていれば,こんなことになるはずがない。
まず,どんなシステムが必要なのか,それをどうやって構築して行くのかなどを定義し,それら定義をRequest for Proposalとして示す。
RFPに基づいて入札を実施して選んだ業者ならば,システム開発でこんなトラブルになることはないはずだ。
発注者の側で,情報システムの何たるかをイメージしておらず,現場の各部門がバラバラな勝手な要求をする。
そんなことをやっていれば,かなり酷いことになると思うが,逆に,そんなことさえしなければ,酷いことにはならないはずだ。
以上は,発注者になったり,受注者になったりという,ぼくのこれまでの経験から導かれる推察。
どうして,こんなことになるのだろうか。
ぼくが考えるところでは,これは発注者が悪い。
発注者がきちんと要件定義をしていれば,こんなことになるはずがない。
まず,どんなシステムが必要なのか,それをどうやって構築して行くのかなどを定義し,それら定義をRequest for Proposalとして示す。
RFPに基づいて入札を実施して選んだ業者ならば,システム開発でこんなトラブルになることはないはずだ。
発注者の側で,情報システムの何たるかをイメージしておらず,現場の各部門がバラバラな勝手な要求をする。
そんなことをやっていれば,かなり酷いことになると思うが,逆に,そんなことさえしなければ,酷いことにはならないはずだ。
以上は,発注者になったり,受注者になったりという,ぼくのこれまでの経験から導かれる推察。
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