売上が低迷して来ると皆さん悩まれます。
何から手を付ければ良いのか?
従業員教育が出来ていないために売上が低迷しているのか?
あるいは、マーケティング戦略が弱いから売上が低迷しているのか?
いろんな角度から原因究明をされると思います。

このような場合、できれば売上を少しでも上げることを考えられてはと思います。先に教育を行い厳しい環境を作ろうとすると、スタッフが付いてこなかったり、協力体制が築けない場合があります。はっきり申し上げますと、あまり良い顔はされません。

やはり現場で仕事をされている方は数字が欲しいです。売上が欲しいです。少しでも売上が上がった状態が見えてきたら、少しずつ教育を強化されてはと思います。

店のマナーが良くないとか、接客レベルが低い、クリンリネスが出来ていないとか悪い点がいろいろ見えてくると思いますが、売上が上がるまで我慢、我慢。

出来ていない点だけを指摘されると仕事に対するやる気が失せてきます。モチベーションも当然下がります。

大事なのは、従業員のモチベーションを上げて、自主的に改善・改革を行って行こうと雰囲気づくりです。現場の方がやる気になってくれないと数字は上がりません。

本部などからも販促企画のサポートなどをしてあげながら、売上が上がるようにすることです。そうすると徐々に心を開いてくれるようになります。

あまり極端に教育、教育と言いだすと離職する人が多くなる可能性もあります。それと教育はすぐには浸透しません。何年もかけて自社流のものを作り上げて行くものです。

すぐに成果が見えやすい売上に1点集中して改善するのも一つの方法です。手順を間違えると取り返しのつかないことになる場合もあります。

経営者の方からの相談の共通点は、「うちは教育ができていない」ということです。しかし、教育だけに的を絞って対策を打つと問題点が現場から離れて行ったり、知識だけの習得になってしまうかもしれません。

理想は、売上を上げる施策と同時に教育を行って行くことです。この順序とバランスを上手に保ちながら実施されるのが良いと思います。

売上を上げるコツをつかんで来ると、いつしかスタッフ教育も出来ているようになります。

目先の小さな売上を上げるためにまずは全力投球されてはいかがでしょうか?

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