自社の力と暖簾は何で測れば良いのでしょうか?

・百貨店に商品を置いてもらえる
・大手有名通販と口座ができた
・雑誌やマスコミに取り上げられた
などなど・・・
これらを目的として販売戦略を組まれてきた方も多いと思います。

今までは、このようなことが一つのステータスでした。ところがこれだけでは、本当の力にならなくなりました。

例えば、百貨店ですが昔のような神通力はないようです。百貨店に置いてあるから良い商品だと認識してもらえなくなっています。理由は、ネット通販などが普及し購買方法が多様化したためです。わざわざ百貨店に足を延ばさなくても欲しい商品や良い商品が手に入るようになったからです。

大手通販のカタログに取り上げられたとしても以前のような反響率はないです。こちらもネット通販や様々なWebサイトがあるため、どうしても弱くなっています。大手通販会社の名前に頼っているだけでは厳しいでしょう。

雑誌やマスコミに取り上げられても一過性のものです。永遠に数字を伸ばし続けられるかどうかは別問題です。一度ご来店いただいた方に納得していただき、リピーターになっていただかないと次につながりません。それと今までとは違ったお客様が来られる可能性があります。商品よりも話題性でご来店される方です。そのような方は、ファン客にはなりづらいです。

でもすべてお客様が増えることにつながるのですが・・・

今の時代はお客様が増えるだけではなく、中身が大切です。自店のファン客になっていただける戦略と仕掛けが大事です。

特に、大手企業が取り扱ってくれれば暖簾や力が付いたのではと思わない方が良いかもしれません。店の力とは、お客様の数と質です。どんなお客様が増えたのか、それでしか測ることはできません。

逆に大手企業も苦戦されています。反響率も下がっています。自分の力で商品を磨きこむことが必要です。

それとお客様への伝え方も大手企業に頼るだけでなく、様々な手法が出てきていますので、あらゆるものにチャレンジする必要があると思います。

企業力とは、大手企業に注目される、声がかかるだけではまだまだです。末端の消費者のファン客やリピーターがどれくらい増えたか、それが一番大事なような気がします。

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