社内に稼いでいる方がおられると思います。そのような方は、どうのようにして稼げるようになったのでしょうか?

また、各企業様から稼げる人材を育てるためにはどうすれば良いのか、相談があります。経営数値の分析を行い実行支援にまで進んで行くと、必ず人の面で壁にぶつかります。経営計画書の推進を行おうと思えば、人材の育成は大切になってきます。

それも単に成長していただくだけではなく、稼いでもらわないと計画数値を達成できません。そのためにはどうすれば良いのか、それが一番大事なような気がします。

実際、稼げる人は会社から教育された訳でもなく、会社のマニュアルに沿って仕事をした訳でもないと思います。たまたま良い上司の方に付いたのかもしれませんが、何人も稼いでいる人が社内におられるなら、それが大きな理由では
ないかもしれません。

しかし、いろんな会社を見させていただくと、稼げる人材を輩出するためには、伸びる環境を作ることが大事ではと感じています。

環境とは、少し抽象的ですが、以下のようなことではないでしょうか?
1.心地よい競争意識がある
2.頑張れば役職も給与も上がることが見えている
3.自己実現して楽しく仕事をしている良き先輩がいる
4.社長や幹部に公私にわたって相談できる
5.努力次第で自分の顧客を持つことができる

後は、本人の気付きと意識次第だと思います。高い意識を持って、少しでも稼いでやろうという気持ちがあり、努力することができるかどうかだと思います。

それも会社のために頑張るんだというのではなく、自分のため、自分の将来のために成果・結果を出してやるんだという気持ちがあるかどうかだと思います。会社のためというのは稼いだ後に出て来る言葉だと思います。

稼げるようになる前から会社のためにと思って自己成長させようというところまでは意識が行かないでしょう。

まずは、自分がいろんな面で豊かになるために頑張るんだという意識を持てるかどうかではないでしょうか?

それを気付かせてくれる環境づくりが一番大切なような気がします。

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