今当たっている販促企画を止めると、お客様の数が間違いなく減ります。売上と利益の関係から、販促企画を止めた方が利益の額で比較した場合良いのではと思われるかもしれませんが、計算通りにはなりません。

理由は、今当たっている販促企画を止めると客数が極端に減ります。一旦、客数が減り始めると、どんどん減って行きます。最終的には歯止めが利かなくなります。

利益が取れなくてもお客様は、その販促企画を楽しみにしておられる訳ですから、それがないと魅力がなくなります。

だから、利益が出ていないから即中止という判断は危険です。お客様の足が遠のいてしまうと、それを挽回するのはたいへんです。どんなことを行ってもなかなか戻って来てはくれません。

元々販促企画というのは、売上よりも集客が一番の目的だったはずです。理想は、集客もできて売上も上がるのが良いですが、両方を目指すとあまり良い結果が出ないことが多いです。どこかで割り切って打つことが大切なのかもしれません。

どうしても利益が出ていなくて中止を考えている場合は、他の販促企画を考えることです。何もしなくなると、怖いくらい売上が落ちます。

必ず代替案を用意しておくことです。販促企画は、何らかの形で残し、人気のあるものを作って集客効果を上げ続けることが大事です。

すぐに利益がでないと判断されると止めれる方がおられます。売上が芳しくないとまた復活という形の繰り返しです。これでは、逆にロスの方が多くなります。

年間通じて、お客様が喜んでいただける販促企画は大きな武器です。それと利益も取れるような形に作って行くということも店側として大事なことです。

それと人気の販促企画を作ることはたいへんです。そう簡単には、作ることはできません。今の販促企画を何らかの形で次につなげることを考えられた方が良いのではと思います。

一度逃げたお客様をまた戻すのは本当にたいへんです。販促企画だけは、利益だけで判断しない方が良いのではと思います。

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