目標は設定されています。経営計画も立てられています。でも業績が伸びないということがあります。

目標の設定も経営計画も素晴らしいものが出来上がっているのに、伸びていません。理由は、色々あると思いますが、具体的な計画に落とし込むことが弱いということが挙げられます。

個人でも同様のことが起こっています。目標設定は間違っていないのに、伸びていません。1年経過して、上手く行っていなかったことに後から気付きます。

目標設定だけではなく、具体的にどうやって落とし込んで行くかを決めておかないと、想定した目標は達成できません。

例えば、飲食業や小売業の場合、一発逆転サヨナラホームランというのは無理です。日々目標数値をクリアしながら月間目標を達成することで、年間目標を達成することができます。

期末になって急に数字を上げようと思っても限度があります。

目標は立てた時からがスタートではなく、数ヶ月前から準備を行い、目標を達成させるための具体的な計画を組まないといけません。

伸びない理由は、前準備が遅いことと、現場段階にまで落とし込めていないからです。会議やミーティングで数字の状況報告を聞いているだけでは難しいでしょう。

どのようなやり方をしているのか、それを会社や上司の方がチェック修正しないと上手く行かないと思います。

目標数値の発表・提出だけに終わらせずに、その数値を具体的に達成させるための手段を添付することが必要です。この点を甘くすると、良い結果は出ません。

目標が目標で終わらないように、毎回同じような結果に終わらないように、何かを変えて行かないと同じになります。

発表した目標の根拠と具体的な計画が言えること、書面で提出できること。これがない目標は目標でないのかもしれません。

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