広告を出す側から考えてみますと、何らかの反響を期待するはずです。何もせずに待っていても顧客をつかむことができないので、広告にどうしても頼ってしまいます。

それも今の時代は、紙媒体だけでなくWeb上にも同様の広告を掲載しますという案内が多くなっています。

しかし、反響率はどうなのでしょうか?

個人的にも過去にセミナー開催の案内を新聞・雑誌に掲載した広告からは反響率がほぼ0に近かったです。その記事を見られた方から問い合わせの電話がかかってきたり、申し込みがあるということはなかったです。

直接お客様のところへダイレクトメールを発送し、後から電話営業というのがやはり反響が高かったです。

最近では徐々にWeb上からのメールでの問い合わせは増えて来ていると思いますが、期待されているような数字にはなっていないと思います。

いくらホームページなどを強化しても、Web上に広告を出したとしても思うように行かないです。情報が氾濫しているため、お客様は見たい情報しか見なくなっています。それと情報が氾濫したためにかなり勉強されています。あり来たりの情報を流しても反応しません。

もう他社に広告を任せるだけでは良くないような気がします。自社が、自分が、情報を流して行く時代になったような気がします。

ホームページは、あらかじめ会社名がわかっていないと辿り着いてくれません。
逆に、こちらから情報を流したい企業のサイトへ行き、丁寧な文章でメールにてまず案内をかける方が良いと思います。

またブログやツイッターなどで最新の情報を流し続けると、そこから反響があります。ブログやツイッターからは流した情報に興味がある方からの問い合わせですので、成約率も良いようです。

また今後様々な広告手法が生まれてくると思いますが、大事なのは自社発信・自店発信ではないかと思います。

他人に広告を任せるのではなく、自分で広告に変わるものを発信して行く時代になったような気がします。

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