どんな目標が良いのか悩まれると思います。でも従業員の方にわかりやすくて、達成しやすい目標というのが一番多いようです。これでも良いとは思いますが、一つ視点を変えてみることも考えられてはと思います。

金融支援を少しでも受けておられるなら、銀行受けする目標設定をあえてするというのも一つの方法です。

なぜかと言いますと、担当者の方は、企業の状況を文書にして、稟議を上げないといけないからです。その稟議が通らないと、経営状況がいくら良くてもスムーズに行かない時があります。

だから逆に、稟議を上げやすい目標設定にし、担当者の方が書きやすい、チェックしやすいものにするのも一考の余地があると思います。

私は、経営コンサルタントの立場から、そのようなことも想定して目標設定を行っています。良い目標、達成しやすい目標というのも良いですが、事業が上手く運営できることが大切です。

少しでも支障をきたさないように配慮することが望ましいと思います。独りよがりな目標を設定し、満足しているだけでは良くないと思います。

協力いただいている方々が、仕事がやりやすいように・・・・
その視点を持つことも大事なことではないでしょうか?

外部の関係者の方々を大切にするという会社は伸びると言われます。社内の人たちが理解できればそれで良いというのではなく、事業を行っている以上、関係各社および担当者の方々のことも考える必要があると思います。

大事なのは、皆が仕事がしやすいように組み立ててあげること。配慮ができる会社は後々、得をされます。

もう一度、目標設定についても見直されてはと思います。イケイケどんどんで自己満足に陥っていないかどうか?

配慮のある姿勢が、企業を強くするのではと思います。

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