セミナーの内容以上に、他社のレベル感を知って、自社のレベルを計りたい。
世の中の実情と業界の現実を知りたい。自分の会社のレベルがどの程度なのか、他流試合に出かけてみたいといった感じ。

セミナーの主催者側は、自分たちが伝えたいことを優先的に考えられています。どうやって上手に伝えれば良いのか、そのことに集中されています。

しかし、実際には、セミナーの内容に興味がある方もおられますが、それ以外のことに興味を示されているかもしれません。話を聞くだけでなく、人脈作りも兼ねておられるかもしれません。

だからセミナーのあり方も見直す必要があるのではと思うことがあります。セミナー開始前や講習後、休憩時間などに隣の方と名刺交換するだけでなく、皆が状況や意見を述べ合えるような場を設けたセミナーもあっても良いのではと思います。

おそらく東京や大阪で開催されるセミナーに参加される方は、世の中の状況や業界の状況、レベル感をつかみたいと思っておられるはずです。講師の方からの話しだけでなく、参加されている方々の口から直に話を聞いてみたいという思いがあるかもしれません。

結局、主催者側が伝えたいことに終始せず、参加者が満足するセミナーのあり方も考えた方が、リピーターになるのではと思います。

特に他社がどんなことをやっているのかを知りたいという意見が多いです。直接聞く訳にも行かず、主催者の方が上手にその辺りの話を引き出してくれれば最高だと思います。

最終的には、満足度をどこに置くかだと思います。言いたいこと、伝えたいことを言って終わるのか、参加者が納得し満足して帰っていただくのか、その違いだと思います。

でも徐々に参加者の方を主役にした勉強会やセミナーの方が人気が出てきているようです。

どんなセミナーに参加するかは自由ですが、このような機会が設けてあるセミナーほど魅力があるかもしれません。

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