何にこだわっているか、それを言葉にすることが流行っています。
何かこだわっていることないですか?
それを言葉にしてみませんか?
こういう会話が、広告関連やマーケティングのプロの方とされていると思います。

でも最近では、店がこだわりを書けば書くほどお客様との距離が遠くなっているなぁと感じる時があります。少し無理しているなぁと思う表現もあります。

店は何とかしてお客様に伝えたいと思っておられますが、それが逆効果になることもあるかもしれません。

あの店は、○○○にこだわっているなぁとお客様に思われることが大事です。お客様が発した言葉が、その店の評価につながります。

こだわりたい部分を徹底強化すること、力を入れていることがわかるようなレベルに持って行くことです。

言葉だけ、POPなどに告知しているだけ、ホームページに公開しているだけでは、なかなか伝わらないと思います。お店の状態をお客様は監視されています。その中で高い評価を得られないと良くないです。

いくら店側が語っても響かなくなっています。どこも同じような表現や内容になっていることも大きな要因だと思います。

真摯な姿勢で、日々精進している姿からしか評価をいただけなくなっている現実があります。こだわりと言ってもすぐに出来上がるものでもなく、何年も何十年もかけてやっと出来上がってくるものだということをお客様もご存知です。

あれもこれもと欲張らないで、まずは1点に集中されてはいかがでしょうか?
それが認められるようになって初めて、その他のこだわりも認められるようになると思います。

言葉だけの表現では、お客様は動かなくなっています。それを裏付ける姿勢や商売のあり方を見せない限り難しいと思います。

言葉が氾濫している時代だからこそ、もう一度見直す必要がありそうです。

【最新情報はこちらから】経営コンサルタントは武内コンサルティング