経営計画書の提出を促されてから出されていますか?
それともこちらから足を運んで説明に行かれていますでしょうか?

社長や幹部の方は、どうも金融機関の方が苦手なようです。極力、事業に専念したいといった感じです。

ところが伸びている企業のオーナーは逆です。毎月の決算数値や計画書を自主的に作成し、こちらからアポを取って説明に行かれます。

どちらが印象が良いかというと、当然後者です。それに毎月チェック・確認を第三者に診てもらっていますので安心です。悪いところは素直に指摘を受けて改善されて行きますので、さらに良くなって行きます。

良い意味で金融機関の方に診てもらってはと思います。数多くの決算書を見てこられていますので、どのような状況であるか、どこを改善しないといけないか瞬時に指摘されると思います。

業績の悪いところほど、隠そうとされます。誰にも見せたくないとか、少しでも良くなってから見せようと考えておられます。外部の第三者の方の目には触れないようにされていますので、改善が遅れます。

最後の最後、どうしようもなくなってから外部の方に診てもらうことになると、改善が難しくなります。あの時、早く診てもらっておけばなぁということがないように気を付けられてはと思います。

金融機関は、お金のことに関して支援してもらうだけでなく、経営という面から色々アドバイスいただけるところです。報告に行かれても自社のことを報告に行くだけでなく、地域の経済状況や業界動向、ライバル店の状況など積極的に情報収集されてはと思います。

業績の良いところほど、金融機関とのお付き合いの仕方が上手です。情報収集
しながら次の一手をしっかりと打たれています。

決算書の数値なども独特の査定方法でチェックされますので、金融機関の方には失礼な言い方かもしれませんが、是非、有効活用されてはと思います。

決算書は作るだけでなく、誰に診てもらい、どのようなアドバイスを受けて、どう改善するかが大事です。

待ちの姿勢では良くないと思います。無料で経営診断していただけるところをもう少し上手に使われてはと思います。

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