皆さん悩んでおられます。しかし、これと言った決め手になるような勉強がある訳ではないです。ピンポイントで業績を回復できるような妙薬はなかなかないものです。

それに勉強と言っても立場や役職によって違うと思います。また勉強はあくまで勉強です。成果とは直結しません。その辺りも難しいところだと思います。

業績が低迷して来ると、何らかの対策を打たなくてはなりません。まず先に取引業者の方や同業者の方から業界動向についての情報を得られると思います。もう少し詳しく知りたい方は、セミナーや講習会などに参加されて収集されます。

それでもまだ業績回復の糸口は見つからないでしょう。情報は知るだけで、改革にまでは至りません。

次は、社内の問題についてプロイジェクトチームを組んだり、会議で業績低迷打破を主テーマにしたりして、悪いところの洗い出しを行うと思います。

結局、このようなことは今までも同じようにやってきているはずです。だからこそ、日々どんな勉強をすれば成長し続けることができるのか、それを知りたいと思っておられると思います。

本や雑誌、テキストなどに書かれていることは、当たり前のことです。それを超えるものをお探しのはずです。

明確な答えはないですが、活きた経営の勉強をされてはいかがでしょうか?
活きた経営を学ぶには、そのような経営をなさっている方と触れ合い、教えを請うことが大切だと思います。業種は違っても素晴らしいと思うような経営をなさっている方、自分が思い描く理想の経営をなさっている方とお付き合いすることです。

同業者同士、酒を酌み交わしながら愚痴をこぼすのも良いですが、師と仰ぐような経営者の方がおられるかどうかそれが大切です。

業績低迷企業でよくあるパターンは、モデルとなる経営や経営者の方がいないこと。一所懸命頑張っては来たが、悪くなった時、立て直しが効かないということがあります。

常に失敗することも想定しておけば、少々業績が悪化しても立て直しは可能です。そんな時、経営について教えを請うような方がいれば安心です。

勉強と言うのは、耳学問ではなく、どのような人とお付き合いしているかにかかっているような気がします。

活きた経営をしている方からしか、経営は学べないような気もします。

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