【中小企業の生き残り策】どうやって損益分岐点を下げるか?
記事投稿日2011年10月17日月曜日
投稿者:株式会社 武内コンサルティング(大阪) カテゴリー: General
何か対策を打ってもそう簡単には売上が上がらない場合、損益分岐点を下げる必要があります。特に、今のような景気の悪い時、業界動向の悪い時は、真っ先に手を付けないといけない部分です。
売上をどうやって伸ばすか?その会議がこれまでは主だったと思います。重要性が下がる訳ではないですが、違った角度の会議が今後必要になって来ています。それが固定費削減の会議です。
例えば予算会議などでは、月次の数字や3カ月予測、あるいは年間通しての着地点などを出し合い会議を行っているのが普通だと思います。期初に決めた予算の達成度と具体的な対策について話し会われていると思います。
ところがこの会議だけでは、会社を存続させることが難しい局面に来ている感じがします。売上を伸ばす施策を打つのは当たり前ですが、嘘の申告や無理した申告を会議で行っているといつか破綻します。社員を追い込まないことも大切です。
実際はどうなのか、無理していないかどうかも確認してあげる時期に来ているような気がします。
また、企業では新たな課題が生まれてきています。固定費をどうやって下げるかです。これも部署や各人から意見を吸い上げる仕組みが必要な気がします。真剣に売上だけでなく固定費をどうやって下げて行くか、その施策を打って行かないと利益が出ません。そのことを社員の方に認識してもらい、参加してもらうとことも大切だと思います。
今、企業では、販売管理費を削減するか、粗利率をどうやって上げるかが鍵です。販売管理費については概ね1~2年計画を組んで着手すると、もうこれ以上は無理だという限界線に近づきます。
そうすると後は、粗利率を上げない限り損益分岐点は上がらなくなります。ただし、販売管理費の削減は、実施するかしないかだけですが、粗利率は絶えず変わります。それも今の状況から行くと、下がる傾向が強いです。
そうなると、事業のあり方そのものを再構築する必要が出てきます。実はこのことも幹部会議などで練る必要があると思います。
今のスタイルで事業継続するのではなく、新しい会社を作るくらいドラスティックに仕組みを変えたスタイルにする。このこともどこかで考えておかないとズルズルと業績が下がって行く可能性があります。
まずは損益分岐点を徹底的に下げること。
もうこれ以上は無理だと言う時は、事業そのものをデザインし直すこと。
売上以上にこの2点をそこまで詰めて考えているかが大事なような気がします。
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売上をどうやって伸ばすか?その会議がこれまでは主だったと思います。重要性が下がる訳ではないですが、違った角度の会議が今後必要になって来ています。それが固定費削減の会議です。
例えば予算会議などでは、月次の数字や3カ月予測、あるいは年間通しての着地点などを出し合い会議を行っているのが普通だと思います。期初に決めた予算の達成度と具体的な対策について話し会われていると思います。
ところがこの会議だけでは、会社を存続させることが難しい局面に来ている感じがします。売上を伸ばす施策を打つのは当たり前ですが、嘘の申告や無理した申告を会議で行っているといつか破綻します。社員を追い込まないことも大切です。
実際はどうなのか、無理していないかどうかも確認してあげる時期に来ているような気がします。
また、企業では新たな課題が生まれてきています。固定費をどうやって下げるかです。これも部署や各人から意見を吸い上げる仕組みが必要な気がします。真剣に売上だけでなく固定費をどうやって下げて行くか、その施策を打って行かないと利益が出ません。そのことを社員の方に認識してもらい、参加してもらうとことも大切だと思います。
今、企業では、販売管理費を削減するか、粗利率をどうやって上げるかが鍵です。販売管理費については概ね1~2年計画を組んで着手すると、もうこれ以上は無理だという限界線に近づきます。
そうすると後は、粗利率を上げない限り損益分岐点は上がらなくなります。ただし、販売管理費の削減は、実施するかしないかだけですが、粗利率は絶えず変わります。それも今の状況から行くと、下がる傾向が強いです。
そうなると、事業のあり方そのものを再構築する必要が出てきます。実はこのことも幹部会議などで練る必要があると思います。
今のスタイルで事業継続するのではなく、新しい会社を作るくらいドラスティックに仕組みを変えたスタイルにする。このこともどこかで考えておかないとズルズルと業績が下がって行く可能性があります。
まずは損益分岐点を徹底的に下げること。
もうこれ以上は無理だと言う時は、事業そのものをデザインし直すこと。
売上以上にこの2点をそこまで詰めて考えているかが大事なような気がします。
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Posted by: takeuchiconsult