どれくらい予算を取れば良いですか?という質問がありますが、予算を取ったからと言って、成果や結果が見込める訳ではないです。

教育研修は金額ではなく、かけた時間と内容が重要です。場当たり的な教育にならないように、やはり年間スケジュールや計画を組むことが大事です。

その計画を作った際に、予算はどのくらいかかるかを計る必要があります。理想は外部研修と内部研修を組み合わせたものが良いと思います。

特に最初は外部研修や講師の方を招いて、世の中の常識や業界常識はどうなっているのかを肌で感じられてはと思います。今の自分のレベル感がよくわかります。

また、外部の研修に参加すると、同業他社の方とのコミュニケ-ションが図れ、楽しいですし、情報が入ってきます。このことが、成長を促進することにつながります。

だから社長からはいつも「外部の研修やセミナーにうちの社員を参加させたいと思っているのですが、おすすめのセミナーありませんか?」と相談があります。

社中で業務内容中心に教育指導を進めても外の空気を吸わないと大きく成長することはないと思います。そのような時間を極力、作ってあげることが社員の成長を促します。

机に座っての教育だけでなく、日々業務をこなしながら教育指導を行っていると思います。その時間は、年間通すとかなりの時間になります。この社内教育における時間は上限はありません。

逆に、外部研修の時間は、役職ごとに目安を設けても良いのではと思います。ある程度力が付いて来たなぁと思ったら、他流試合へ行かせてあげて肌で何かを感じ取って来ることが大切です。

それを会社側がセッティングされてはと思います。意識の高い方は自主的に自分でそのような研修を受講されるかたもおられます。資格を取得される方までおられます。

社内で一人でも意識の高い人が出てくれば、周りの雰囲気も変わってきます。

社内アンケートを取ってみるのも一つの手です。
「希望する外部研修・セミナーをあげて下さい。」とアナウンスされてみてはいかがですか?

教育は意識の高い人に、費用と時間をかけるのがコツです。そのような方が必ず会社に新しい風を吹かせてくれます。

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