同業者の方とのお付き合いが少ない。意外とこのことが不振理由であったりします。

「競合店はどこになりますか?」というのはよくお聞きする質問だと思います。この質問に対しては、皆さんスラスラと数件出てきます。

では、「あなたの同業店のお付き合い先や仲間はおられますか?」とお聞きした場合、お店の名前が出てきますでしょうか?

おそらく以下のようなお店は出てくると思います。
近所のお店。
ランチでお世話になっているお店。
閉店後、近くで一番遅くまでやっているお店。

それ以外に、
自店と同じ業種のお店で情報交換をさせていただいているお店や勉強させていただいている師匠のようなお店はありますでしょうか?

何か少しでもおかしいなぁと思えば、電話をかけ状況を確かめる。また、新メニューの開発や情報収集のために、仲間のお店の方に知恵をいただく。

実はこのような同業者の方とのお付き合いが広い方ほど成功されています。小さなお店であればあるほどこの傾向が強いです。

自分だけ自信のあるものを出していればお客様は来てくれるだろうというのは少し甘いのではと思います。お店が繁盛するのと比例して、同業者の仲間の店も増えて行かれます。

自分からお伺いしたり、向こうから来られたりしながら・・・

このことは私たちコンサルタントの仕事ではないです。例えば紹介させていただいたとしても相性が合うかどうかわかりません。お互いが心を開いて話ができる関係を自然と作らないと意味がないです。

だから極力、他の店をのぞきに行って下さいとお願いします。常連客や顧客履歴以上に、同業の方の仲間作りが大切です。


仲間同士で、毎月、一つの店に集まり談義するのも良いです。集合する店の方は、仲間の方にお客様の立場であれこれ指摘いただければ覆面調査以上の価値があります。

お互いプロの目で指摘し合うことができることが一番のメリットです。また会を開けば、それだけ店は売上が増えます。

顧客名簿は最低2000件と言われますが、同業店の仲間の名簿100件ありますでしょうか?

顧客を増やすのも良いですが、仲間も必ず増やして下さい。

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