自店の商品が、中には口に合わない方もおられるかもしれません。しかし、7~8割の人に支持していただける、おいしいと言っていただける味を作ること。これが繁盛店への近道になると言われます。

店名を挙げれば、お客様が勝手に、「あそこの店の味はこうだ!」とイメージされていて言葉にしてくれることが一番です。それが評価していただいていることになります。

美味しい、まずいではなく、どんな味の店なのか?同一業態であったとしても味だけは皆バラバラです。個性の一番出やすい部分です。

いくら接客サービスを向上させたからといってお客様の印象には残りません。やはり、飲食業は料理です。

独自の味、独特の味付けがお客様を引き付けます。どこにでもある普通の味付けでは印象に残らず、リピートしてくれません。

美味しいものを作るだけでなく、自社の自店の味を作っていかないといけません。

今すぐでなくても何年も年十年もかけて作って行くことが大切だと言われます。

普通、どこかで食事をしようと思い会話をしていると、も店名ではなく名物料理の話や味の話になります。

個人店や単店ほど、この味が大きく左右します。オリジナルのものを持つという強みが発揮されます。

店は直そうと思えば直せますが、味はそうは行きません。店の歴史と共に歩んでいます。印象に残る味付け、それを考えながら商品づくりをしないといけないようです。

どんな味わいなのか一言で言える店。それが繁盛店の条件です。

迷ったら、業績が悪くなったら、味に立ち返ってください。
それしかお客様は興味がないようです。

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