これがないと経営はできないと諸先輩方はおっしゃいます。言葉はわかりますが、なかなかこれを持つことができません。一生かかっても出てくるかどうか?

何のために事業を行うのか、それが見えていないといけないと言われます。ただ単に目先の売上だけを求めていては経営ではないそうです。

哲学を持って経営することが真の経営者だと皆さんおっしゃいます。

ところが事業を始めた瞬間に哲学を持つなんてことは考えないです。目先の売上だけで精一杯です。

でも事業を運営、継続していくと事業の目的が見えて来ると思います。そこから自分なりの考えや哲学を持つことが大事なのでしょう。

人生の大先輩方がそうおっしゃっているなら信じて、見つけていくしかないです。

特に中小企業では、トップが経営観や事業観をしっかりと持っていないと事業が安定せず、成長しないとも言われます。経営理念を明示することすら難しくなります。

日銭商売から事業として脱皮する必要があります。雇用して事業を継続するなら尚更です。

従業員や関係各社の方々にもわかるような事業運営でないと、協力を得られません。

本をいくら読んでも人の話をいくら聞いても答えは出てこないかもしれません。自分の中で、何をしたいのか、どう貢献していきたいのかを少しずつ言葉に置き換えていくことが必要かもしれません。

それに、一度決めたことが終生変わらないということはまれでしょう。気が付いた時に少しずつ変えて行くことです。

この方は哲学を持っておられるなぁと思う瞬間は、自分なりの経営感と事業観を話される時です。

こうありたい、こうなりたいという明確なものさしをお持ちです。
早くそういった方々に近づけるよう頑張りたいと思います。

【最新情報はこちらから】経営コンサルタントは武内コンサルティング