何かやっている面白そうだから行ってみようから、購買に結び付けるということが大きな課題のようです。

商店街というと、小規模で個人経営の小売店さんが多いというイメージがあります。中には大手のフランチャイズチェーンが後から出店されてきているというところもあると思います。食品スーパーが核になっているところもあります。

しかし、やっぱりメインは、小売店さんではないでしょうか?
八百屋さん、惣菜屋さん、パン屋さん、お菓子屋さん、皆昔ながらのお店です。

ところが、物品販売店で100円で商品を出すのはきついです。赤字覚悟で出して、他の商品を買ってもらおうという戦略のようですが、果たしてどうでしょうか?次の購買につながれば良いですが、おそらく食品を中心とした最寄品がうけるような気がします。

でも最近急成長してきているのは、小売店ではなくサービス業です。商店街の中でもサービス業の比率が上がって来ていたり、そのような業種の方が好調のようです。

私の家の近くの古い商店街でも美容室やスポーツジム、耳鼻科などが好調のようです。

それでふと思ったのですが、このようなサービス業の方なら100円でなくても
この企画に乗って、「お試し利用券」や「当日の人数限定のお試し」なども面白いのではと思いました。

無理して赤字というのではなく、あくまでもお試し。そこから次につなげて行くという方法もあると思います。

どうも商店街と言うと小売店に焦点が行きがちですが、サービス業にスポットを当てても面白いのではないでしょうか?

逆に、サービス業の比率が低い商店街はますます苦戦して行きそうな気がします。高齢化社会で、年配のお客様に合わせると言っても物品販売ではなく、サービス業種の方が可能性が高いような気がします。

モノは十分持っておられる方ですから、それ以外のサービスに関わるものが日々の生活の中で必要とされるかもしれません。

100円商店街のあり方、まだまだ研究の余地がありそうです。
良い知恵を出し合って、活気が戻ることを祈っています。

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