今日も行ってきました。小さい時から通っている繁盛している寿司店へ。
オープン前に25人の行列。店が開くなり、即満席。
こんなこと初めてです。客層は老若男女まちまちです。

いつも繁盛されているお店なので、オープン前に必ず並んでいないと入れません。先週もほんの10分遅くて、入れませんでした。

母親も年を取り、遠くまで外食に行くのは嫌い、ついつい近くのこの寿司店さんにお世話になっています。

しかし、母親といつも言っているのは、「このお店には不況はないのでしょうか?」ということです。いつ言ってもいっぱい。それもほんの数年のことならどこにでもある話。私が小さい時からこの状態です。

繁盛店の状態を数十年続けることができるという証明です。板さん5人で必死で握っても間に合わないくらい。寿司屋さんにとっては羨ましい話です。

ところが寿司ネタは、他の寿司店に比べると少ないでしょう。少ないというよりもかなり少ないです。タマゴがないです。光りものもないです。寿司店にある定番だけでほとんど勝負。

飲むために来るのではなく、目的はみなさんにぎり寿司です。もくもくと食べ、注文を繰り返しています。

食事処のような寿司店。客筋も良く、もめ事なども見たことがないです。販促は0。当たり前のことを当たり前に行い、老舗でありながら常に繁盛店。私よりも歴史は古いようです。

気をてらわず、最高の寿司ネタで地味に勝負。街中の寿司店は入れ替わりがありますが、この店は微動だにしていません。

それと駐車場はありません。ほとんどの方が徒歩です。他の駐車場に停めておられるのでしょうが、基本的に駐車場を持っておられません。

当たり前のことを続ける。お客様のニーズがわかれば、それ以上のことは絶対にしない。

絶対にやらないことを決めておくことが繁盛店につながった要素でもあるような気がします。

おそらくお盆の間は、この状態が続くのでしょう。
お盆が終わるとゆっくりとされて欲しいです。

不況にこそ、繁盛店に人が集中するという実例を実感しました。

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