3年経つと生徒は卒業します。継続的に優秀な生徒を獲得しているからかもしれませんが、それだけではないと思います。

強豪校ほど、野球環境が整っているのも事実ですが、それ以外にも理由がありそうです。

例えば、以下のようなものが挙げられると思います。
1.優秀な監督さん、コーチがいる
2.有名なので優秀な生徒が集まる(生徒の夢・希望)
①大学へ推薦で行きやすい
  ②有名校で野球がしたい
  ③高いレベルで野球がしたい
3.野球環境が整っている
4.勝ち方や効果的な練習の仕方が知識やノウハウとして備わっている
5.OB・父兄のサポート体制の充実

特に重要なのは勝ち方や効果的な練習の仕方が知識やノウハウとして備わっていることです。これだけは長年にわたり蓄積しないと、すぐには無理です。

どんな生徒を預ってもある程度のレベルにまでは引き上げる自信をお持ちです。それは、知識やノウハウがあるからです。

会社の組織も同じです。この知識とノウハウを貯めたところが、大崩れしない会社になります。世の中や業界の変化があっても勝ち続けておられます。

生徒の能力や環境だけでなく、知識とノウハウがあるかどうか?これが継続して勝ち続ける大きなポイントです。

生徒を集めることや環境を整えることは、今すぐにできても知識とノウハウの習得には時間がかかります。でも時間がかかるからと言ってやらないのではなく、時間をかけて貯めて行く必要があります。

強い組織にするためには欠かせないものです。高校野球などでは今強くなって勝つだけでなく、長年にわたって勝ち続けことを要求されます。ひょっとすると会社以上に厳しいかもしれません。

生徒の能力に頼ったり、環境整備に力を入れるだけでなく、様々な情報を集めてノウハウ化されているようです。

会社組織以上に真剣そのもの。成果が出ないと処分が下ります。明日がどうなるかわからないくらい必死です。

会社は、どこか守られているところがあるからでしょうか?
高校野球のように一発勝負となれば、成果は出るのでしょうか?

高校野球の強豪校の取り組みについて、研究してみる価値がありそうです。