役職は付いているが、果たして何をしているのかわからないと思われているかもしれません。何か形に残るものや成果を見せないと部下の方は認めないでしょう。

毎年、期初に今期は何に取り組むか、それを皆の前で発表するのが良いです。自分に対しても良いプレッシャーになります。また、成果が出なくても一つの目標や目的が明確であるなら、周りの方は認めてくれます。

一番怖いのは、坦々と業務をこなしている方。時には出張や外へ出ていることもしばしばあり、周りから見ると業務内容がよく見えてこない方が危険です。

上長ですから誰に報告する訳でもないです。だから当たり前のように社内で業務をこなしたり、外へ行かれたりということになります。

幹部社員になると、評価するのは実際には社長や役員になりますが、下の方も実は見ています。自分たちにプラスになることを何かしてくれたのかどうかそれが評価の対象です。

部下に自己アピールするのは嫌だとか、おかしいと思われるかもしれませんが、その辺りも上手に気づかいされた方が風通しが良くなります。

皆が、何について頑張っているのかガラス張りで見える状況が理想です。役職は別として、何をしているかわからないという仕事の仕方は良くないです。

会社で何をしている人なのか、それが一言で言えるような仕事の仕方をすることが大切です。そうでないと、いつも後ろ指を刺されます。

身綺麗な仕事の仕方も必要だと思います。誰からも認められる仕事の仕方です。

幹部の方はつらいと思います。直接、社員に言えないこと、商談中のこと、検討中のことなどいろいろあると思います。でも社員に不振感を与える事だけは避けた方が良いです。

社長が居所不明でも社員はまたかぁと思いますが、幹部社員はそうは行きません。反発を喰らうようになります。

社員から見た上司の評価の目も大切にして下さい。これが厳しい目である企業ほど成長されています。