読書をするとそのまま出世につながっていたり、大企業の幹部候補生になっていました。

ところが今は読書をしたからといって何も約束されません。

本はお金を出さないといけない、ネットの情報は無料だからそちらを優先するという若者まで出ています。

読書のあり方をもう一度見直しても良いのではと思います。
個人的にiPadを使い始めましたが、おそらく本を片手に読書は止めないでしょう。

本を読むと何が良いのでしょうか?
それは、集中力が高まります。本の中にのめり込むことができます。外部と遮断し、集中して字を追うということが最高の訓練になります。

書類などに目を通すにも集中力です。活字離れしていると容量を得ず、ポイントもつかめません。

何を読んだか?どれだけ読んだか?ではなく、時間の空いた時に集中して読むことに意義があると思います。

月に最低1冊は読んで下さいとお願いしていますが、なかなか良い癖は付かないようです。まず上長の方から読書をされて、部下の方に推薦本を紹介されるのが良いと思います。

読書癖のある会社は、自然と力が付いて来ます。読書は、年代によって興味が違ったり、必然性も違ってきますが、自分で読みたいものから読めば良いと思います。

それに学校の勉強ではないので、読みたい時に読みたいだけ読めば良いです。感想文を提出する訳ではないので、自分で読みたいと思った時に読むだけです。

ただし、読書量が即、出世につながる訳ではないので、後は自分でそれをどう活かすかだと思います。

本当に本が好きでないと、読書は続かないです。
でも皆いろんなきっかけで読むようになっているようです。今日読まなくても明日から読むかもしれません。

昔は夏は読書がたいへんでしたが、今はクーラーの利いた部屋があります。快適に読書ができるのではないでしょうか?