必然的にそうなってしまうものなのでしょうか?
特に経営者の場合、息子への評価は2つに分かれるようです。厳格で非常に厳しい方と甘いく評価される方。

私も「うちの息子、預ってくれませんか?」と言われることがしばしばあります。でもそれをしたとしても本人は成長しないと思います。

息子の成長は親のせいなのか、本人のせいなのか?
極力、親は息子に対して厳しくあたった方が本人のためになると思います。実家から家を出ず、一人暮らしをしたことがなかったり、他人の飯を食べたことがない人は、社会人になってから苦労します。

親としては、突き放してあえて厳しい環境で過ごさせるか、自由にやらせてみるのも良いと思います。あまり親が干渉し過ぎると、成長スピードが止まります。

息子ではなく、親自身も息子に対するあり方を考え直すことが大事だと思います。親子でいると、どうしても甘くなります。一緒にいると安心感もあって良いかもしれませんが、10年後、20年後のことを考えるとどうでしょうか?

息子に甘いところを社員に見られると、社内の雰囲気が悪くなります。社員以上に息子には厳しく当たらないと強い会社になりません。

息子の評価よりも親である社長の評価が下がります。従業員はちゃんと見ています。このことは、業績悪化の原因の一つになりかねません。

私たちには厳しくて、息子には甘い!という評価が下ってしまいます。結局、中小企業の場合、社員の会社に対する評価は業績ではなく、社長の息子に対する接し方なのかもしれません。

気付いていないのは社長だけ。みんな見ています。我が子にどう接しているか、それが判断基準です。

ひょっとすると外部の方の見方も同じかもしれません。少しでも甘いところを見せればそれが悪い評価につながります。

業績や数字の前に、我が子への接し方、見直した方が良さそうです。