いろんな考え方、諸事情があると思います。
でも事務所に会社方針が貼ってあった方が良いと思います。

いつも目に付くところで確認できることが理想です。ところがこの会社方針、社内向けだけでなく、外部へ向けて発信されている会社もあります。

社外の方が来られても見えるようなところに貼っておられます。方針ですから誰に見られても良い訳ですが、堂々と貼られています。

おそらく理由の一つ目は、外部の方に見られることで良いプレッシャーを社員に与えているのでしょう。もう一つは外部の方にも理解して欲しいという意味合いが込められているのではないでしょうか?

社内外に示すというのは本当に良いことだと思います。逆に会社経営においてこの方針が立てれていないところが一番危険です。日銭商売をしているのと同じになってしまいます。

私がクライアント先へ訪問して最初にお聞きすることもこの方針です。方針がない、方針が見えていない状況が業績悪化の一番の理由です。これを整備して社内外に発表できるよう下準備することが大切です。

それと一人ひとりの従業員が、しっかりと言えること、また方針に向かって努力できていることです。

方針にブレやズレがあると、成果は出ません。それと無理な方針も止めた方が良いです。

大きな夢や目標は良いですが、努力しても追い付かないようなものは避けられてはと思います。皆が納得して、よしやるぞぉと思えるものが理想です。

会社方針はトップがお決めになることが多いですが、幹部会議で図ってみるのも良いと思います。出来るだけ、従業員の方にわかりやすいものにして下さい。

方針の数も3個くらいが良いと思います。
気合いが入り過ぎて、覚えれないくらいのものにならないように・・・

会社方針も毎年変えられても良いと思います。あるいは、節目の年には変えられた方が良いです。目標達成されると、次の方針を発表するということが大事です。

過去も振り返ってみて下さい。どんな方針を出していたのか?それが会社の歴史です。後は未来設計が上手く行く会社方針を出して下さい。