あの記事内容は本当なのですか?とよくクライアント先の方から質問されます。

おそらく情報としては間違いではないと思います。本当に当たっているからこそ取材されているのだと思います。

ところが注意しないといけない点があります。大人気とか当たっているという 賞味期限の問題です。

今は当たっています。しかし、それがいつまで続くのかが大事です。一過性のものは山ほどあります。まず1年通じて残っているかどうか?少なくとも3年間くらいは当たり続けないと本物ではないと思います。

でもほとんどの場合が3年持ちません。早いものなら1年以内に、調子がおかしくなっていきます。

情報は鵜呑みにしないことをおすすめします。旬の情報が入ってきたとしても継続的に当たるかどうか、過去の経験と勘で判断しないといけません。

それに急に人気の出たものほど、飽きられるのが早いのも事実です。地道にやって来たことが市民権を得たならば長続きするでしょう。当たることを目的とした商品やサービスでは先が見えています。

また時流の変化も激しいため、1年後を予測することはかなり難しいです。残っているかどうかなんて誰もわかりません。

逆に言うと大事なのは、マスコミなどに取り上げられてウキウキしていては良くないということです。そこから先、継続して人気を博すためにはどうすれば良いのかを考える必要があります。

また、最初から大きく当てるのではなく、地道に小さな目標をクリアしていくことも大切です。

情報負けしないようにすることです。マーケティングは現実をしっかりと知ることから始まります。予測だけがマーケティングではないです。

情報を得るのは良いですが、判断するのは自分しかないです。
3年後も残っているかどうか、そこに焦点を当てられて考えてみられてはいかがでしょうか?