勘違いしている社員を作らないこと。
ネットに情報が落ちているので、本や新聞は読まなくて良い?
社長室へ入らせていただくとすぐにチェックするのが、どんな本を読まれているかです。書庫の中身を見れば、その方の実力がわかると言われます。

ネットが普及したから、本は読まなくて良いと言って、画面にしがみついていて良いのでしょうか?それで優秀な経営者になれるとはとても思えません。「最近読んだ本でこんなのがあったよ。読んで見られては?」と紹介されることが多々あります。それが普通だと思います。

それなのに、今、本は読まない、新聞は読まないという人が増えているそうです。朝起きると、パソコンのスイッチを入れるからいらないらしいです。

本を読まないと頭の回転率が早くならないと思います。鮮度の良い情報を得るためでなく、じっくりと読み集中力を高めるためです。

伸びている会社ほど、読書を奨励されています。毎月、毎日、社長から推奨本が紹介されています。

社会人になると読書量が減る方がおられます。あれほど受験の時は本にかじりついていたのに、就職すると本はいらないのでしょうか?

それともっと気になる報告があります。本を読まない方は、もっと進むとネットで落ちているものをコピーし、それを企画書にしているそうです。これは大問題です。

ネットは便利なので、それに頼っていて良いということはないです。立派な社会人を育成するのが会社の役目。

最低月1冊くらいは、自分のお金で購入した本を読んで欲しいです。成功されている方や夢を実現されている方は、読書量が違います。

本の中から得られるのは、ほんの一行かもしれません。しかし、その一行を得るために必死に読書を続けられます。少しでも自分の成長の糧になるようにと・・・

この癖付けを若いうちから付けた方が得です。誰に言われるでもなく、自分から本を手に取るようになって欲しいです。

ネットにすべては落ちていません。数百ページの本を読み込むことが、仕事や自分の成長に必ず役に立ちます。

ネットが普及したからこそ、本が如何に大切か実感しています。Webのプロになったかのように思っていたら成長は止まります。

本を読まずして成功された方を見たことがないです。