単なる言い訳です。
どの中小企業でも管理職としての訓練や教育はできていませんし、ありません。
できている方は2つしかないです。本人の能力が高かったからか、社長が教え込んだかのどちらかです。

自分が人を育ててこなかったからこのような現状になっているのです。自分が講師をして管理者教育をすれば良いと思うのですが・・・

できていないことを過去の歴史のせいにするのは、本当におかしいと思います。
中小企業は仕組みやシステムなんて最初からないです。そのような状況でどうやって教育して行くのかと言えば、社長が教えるしかないです。すべては社長で決まります。大手企業以上に社長で決まります。

自分から教える時間を取らないと前に進みません。大手企業や一流企業からこられた方ほど、自分ではやられません。仕組みを作ろうとされます。でもそれが運用できるまでには時間がかかります。それに仕組みをいくらつくっても教える人は必要です。誰が担当されるのでしょうか?

どの角度から考えても最後に行きつくのは社長です。

はっきり申し上げさせていただきますと、業績を上げている中小企業では、社長直々の勉強会をやられています。他人任せにはされません。自分の考えを直に社員に伝えようとされます。

うちは社員数が多いからそれはできないと思っていると、良い会社にはなりません。100人になろうが1000人になろうが、毎月数回は社長自らの勉強会をやって欲しいです。

そのような意気込みがない限り、業績は回復しないでしょう。

自分の会社なのですから、自分が教えないと・・・

人のせい、過去の歴史のせいにするのだけは止めた方が良いです。今、実践していない自分を責めるべきです。

それに実際、中小企業のオーナー自体、誰かに管理職とはというものを教わった訳ではなく、自分で学んで会得された方が多いと思います。

自分が学んだ足跡を教えるだけでも良いと思います。
社長立ち上がって下さい!

期待されているのは従業員の頑張りではないです。社長のやる気です。