同じ職場にいても伸びる人と伸びない人がいます。毎日同じような業務を行っているのに差が付いて来ます。

社会に出ると、成長するためには自分で上限を設けないことです。学校では100点が上限です。それ以上はないですが、社会では何点取っても良いです。それにやり過ぎるということはないです。

会社行事に参加しない方がどうしてもおられます。会社としては強制はしませんが、参加されません。自分の成長を自分で摘んでいるような感じです。

またそのような方は、余分な仕事が発生するのを嫌います。今のままで良いじゃないかぁと思っておられます。

その方個人は良いかもしれませんが、そのような雰囲気が会社に蔓延するとたいへんです。そうなると、会社の業績は落ちるでしょう。

自分で壁や上限を設けないように教育することも大切です。周りの環境も大事です。どんどん成長している先輩が居れば、その方がお手本になります。しかし、手本となる方がいなかったり、中間層がいない組織では若手の成長が止まります。

会社としての対応策としては、できれば毎年、昇進昇格者を出すことです。そうなるように教育を施し、組織を変えて行くことです。また、勉強会や研修会、その他各種会議には出させるべきです。

会社の方向性に一体感を見いだせない人は、組織の中で生きて行くのがきつくなっていくと思います。会社としてもそのような方を評価する訳には行きません。

自分で学びながら成長して行く組織をどうやって作って行くかが会社としての大きな課題です。その流れができれば、ほっておいても大丈夫です。大手企業では、入社即、競争が始まりますから、必死に少しでも上を目指そうと努力します。

しかし、中小企業では、新卒者は数人です。競争意識もあまりないです。勤めることができるだけで安泰。既存の社員も人が良くて、働きやすい。

でもこれでは困ります。厳しい姿勢で指導していかないと会社が持ちません。
最終的には本人の意識になってくるのですが、常に次の役職を目指そうという雰囲気を会社全体で持たせるべきです。

人は自分で上限を設けた瞬間、成長が止まります。社会では上限なんてありません。どれだけ頑張っても良いです。

上限という壁は存在しないのに、その壁を自分で作ろうとします。
そうないように注意することが大切だと思います。