経営で大事なのはそのプロセス。結果だけを判断してもしようがないです。それでは次につながりません。

また、1年以内に結果を出さなくてはいけないのでしょうか?
これも予算の関係でそうなっているところが多いです。期末には数字を出しておかないと、次年度はカット。
少し焦り過ぎでは・・・

1年で結果を出す方が無理です。経営として考えるならば、もう少し長い目で見る必要があるのではないでしょうか?

今たいへん景気が厳しく、結果を追い求めるようになっています。赤字部門は即閉鎖、撤退。結果がすぐに出ないなら考え直すと言ったきらいがあります。

これでは縮小するばかり。育てるという部分がなくなってしまいます。結果が欲しいものもあると思いますが、育てるもの、長い目で判断するものも必要ではと思います。

結果の数値をペーパー上で判断するだけでは悲しいです。直接、実績を上げられた方からそのプロセスを聞いて下さい。同様に結果が出ていない方からも聞いてあげて欲しいです。

どうもプロセスに対する評価がなくなってきているようです。事業ですから良い時も悪い時もあります。常にそのプロセスから学ぶ姿勢が大事ではと思います。

実際の評価制度の中でもプロセスに関する評価はなかったり、しないものです。しかし、結果は出ていなくても良いプロセスの仕事をしている方は必ずいつか成果を出されるでしょう。そのことを適正に評価できることが会社としても大切だと思います。

人事考課表の備考欄などに、評価に値するプロセスならば、評価して書いてあげて欲しいです。

本当に少し危険な兆候が出ています。どの企業も結果しか評価しなくなっているからです。

正しいプロセス、期待が持てるプロセスに対する適正な評価をしているところが次に伸びそうな気がします。