会議室に入ってくるなり、「忙しいです。」とおっしゃいます。
会議中に携帯に電話がかかるとすぐに出て、退出されます。

このような仕事の仕方をしている人を信用する訳にはいきません。
たった1時間の会議、電話に出なくてはならないのでしょうか?電話に出なくても会社は潰れないと思うのですが・・・

こういう方は、休みを取ることが下手です。お客様主導で動いているからです。
お客様に「できましたら午前中にお電話いただけませんか?」と時間を指定して伝えるだけで自分の時間が作れます。

忙しいと口にしている方は、世の中では「仕事が下手な方」と評価されます。
だから絶対に「忙しい」と社内でも社外の人にも言わないことです。忙しくない人なんていません。皆忙しい中をやり繰りされています。

忙しさを楽しむくらいの余裕が欲しいです。忙しくなってくると、工夫しないと効率的に仕事ができません。そのような状態を繰り返すからこそスキルが上がって行きます。

実は忙しい状態というのは自分をレベルアップさせるチャンスです。それをいつもと同じように業務をこなしていては、レベルアップしません。

忙しくなってきた時にはどう対処すれば良いか想定して仕事をして欲しいです。
本物のプロの方は「忙しい」という言葉をはかれません。それは当たり前の現象であり、人に言うべきことではないからだと思います。

「忙しい」と言っていれば仕事をしているように見えるのでしょうか?高く評価されると思っておられるのでしょうか?

「忙しい、忙しい」と社内を走り回っている人ほど、信頼性が低いです。新しい仕事が入ってきたとしても、そのような状態の人には声はかからないでしょう。

少し余裕を見せているくらいの方がカッコ良いです。

それに忙しいふりもしないこと。
忙しくても忙しくないように見せることが大事です。

社内で「忙しい」という言葉を禁句にしませんか?
社内改革はそこからのような気がします。