休みが取れませんと言って毎日出社。
これで良いのでしょうか?

一番仕事をしいているように見えますが、そうではないと思います。一番仕事が下手なことを示しているような気がします。

このような方がどの職場にもおられます。以前、とある飲食店様では、3年間休んでいません。でも体だけは自信があります。と自負されていた店長さんがおられました。

自分だけでなく他のスタッフの休みを取らせるように工夫することが大事です。
休みは本当に取れないのでしょうか?

自分の仕事の段取りが良くないために他の方にも迷惑をかけているのではと思います。どこかで改善しないと1年中この状態では困ります。

休みを取っていないからといって役職者の方の場合は評価は上がりません。逆に下がるでしょう。

休めない方の特徴が一つあります。それは、部下に仕事を任せない人です。任せると自分でチェックしないといけないし、また仕事を教えなくてはいけません。その時間が無駄だし、自分でやった方が完成度が高いと思ってしまう方です。

だから自分でする仕事がどんどん増えて行きます。最終的には全部自分でやらないと納得しなくなります。

休みを取ることが上手な方は、まず部下を育てられます。日々、仕事を教えておられます。いつ自分がいなくても良い状態を先に作られます。だからいつでも休むことができます。

部下育成を怠ると大きなツケが回ってきます。自分が休めなくなるのです。

役職が付けば、ご褒美だと思ってたくさん休んで欲しいです。それを会社も願っています。つまりたくさんの部下を育てて下さいというシグナルを送っているのです。

そのことを早く理解して欲しいです。1年経って部下とのコミュニケーションも取らず、意識的に育てることもしなかったら、成長していないことになります。

人の管理が上手な方ほど休みの日数が多くなります。期待されている仕事とは何なのかをもう一度考え直す必要があると思います。

頑張り屋さんと褒められて喜んでいては、先がないです。
ひょっとすると休みを一番たくさん取れる管理職が一番優秀かもしれません。