社長や幹部からの一方的な方針発表、現状報告も良いですが、そこからもう一歩さらに踏み込んで議論する場が必要です。

従業員が聞き役になっているだけの会議・ミーティングでは意味がないです。
発言もせず聞くだけ。そういう状況になると前準備をしなくなります。資料を準備する癖が付かなくなります。

聞いておけば良いだろうとか、なんとかこの会議が早く終わって欲しいとうつむいて聞いているだけ。そんな状況の会議をよく見かけます。

この状態では会社は成長しません。特に中小企業では社員の力をどう発揮させるかで決まってきます。

社員がイキイキ活発に発言し、自主的に考え、動く環境にすることが大切です。
誰が見ても従業員が主役になっていることです。

でも急にそのように変えることは難しいです。だから、会議の前には必ず課題を与え、調べて資料を作成して望む癖を付けることです。それと、時折、宿題を出すことです。

個々人が調べて来た内容について議論しないと前に進みません。トップダウンで強制的にやらせるだけでは、本当の意味での教育にはなっていません。

待ちの姿勢にさせないこと。そのためには課題を与えたり、自分で課題を考えてもらったりしながら、それを議論・検討するサイクルを作ることです。焦らず、続けることをまず目的にすることです。

私もよく会議やミーティングに参加させていただきますが、私が一方的に話をしている時はその会社の業績は良くありません。会議は自然と進行し、時折意見を求められるくらいが理想です。

社内の会議でも社長や幹部をそのように使って欲しいです。主役は自分たちなんだ!とどんどん意見を言い合って欲しいです。社長や幹部の顔を見て、言いたいことも言わない、言えないのは良くないです。

そこで提案!そのようなイキイキした会議にするには、社長や幹部の姿勢も変える必要があります。怖い顔をして、社員の意見を言わせないような雰囲気を作らないことです。どんなつまらない意見が出てきても考えて言っているなら、少しは認めてあげて下さい。

最初から、どうやって従業員を主役にするかを考えて開催して下さい。
もう昔のような会議では会社が成長しないということを理解されてはと思います。