あれもできていない、これもできていないと、悪いところが目に付くと思います。なぜ、こんな簡単なことまでできていなのだろうと首をかしげるばかり。

しかし、満たされた環境でないのが中小企業です。頭を切り替えて励んでいただかないと困ります。

特に中小企業では、ルールや規定が揃っていません。目の前の業務をこなすだけで精一杯です。真面目に仕事をしているようで、何も前に進んでいないということがよくあります。

入社されてすぐには無理かもしれませんが、周りのスピードを図られて、少しずつルールづくりをして欲しいです。

中小企業では、やってはいけないことをやっている場合が多々あります。
そんな場面を見るとぞっとするかもしれませんが、誰かがリーダーシップを取って改善していく必要があります。

ところがあまり先走りすぎると、職場から疎外感を感じるでしょう。なぜ、私だけやらなければならないのか?だれかサポートしてくれないのか?と不安になります。職場仲間との距離も徐々に遠くなって行きます。

そのようなことが絶対にないようにフォローすることが大切です。折角、大手企業からこられた優秀な社員を潰すことになります。会社が変わるチャンスなのに、逆に今までのやり方に戻していると意味がないです。

大手企業の良さを導入できるかどうかが鍵です。皆、新しいことを実行するのが嫌です。できれば今のままでと思っておられる節があります。だから会社としての対応を見せるべきです。

すべてを導入と言うのは難しいかもしれませんが、会議の場などで意見を出してもらい実行に移して行くことです。

それと大手企業から来られた方も今の現状に合わせることも大事です。自分の希望・要望がすべてかなう訳でもないです。与えられた環境の中で自分が何ができるのかを考えて行動されてはと思います。

くれぐれも他の従業員の方々に嫌われないように上手に事を運んで下さい。
協調性も大事だと思います。

でも最終的には、大手企業と中小企業のギャップを埋めるのは、トップや幹部のフォローだと思います。