お金で解決しようとする?

アンケート結果を見るとその企業の体質がわかってきます。会社が窮状であるために打開策としてアンケートを実施している訳です。会社が投資したり、お金を使うことができないとわかっているにも関わらず、費用が発生するものが上がって来ます。

お金をかけて何かを新しくしたり、手当を厚くすると業績は回復するでしょうか?

費用をかける方が簡単です。それでは解決の糸口が見つからないため、皆で知恵を出し合おうということになっています。

最初に、会社はお金はありません、お金のかからないものを極力提案して下さいとお願いしても出て来る結果は費用計上されるものが多い時があります。これは、体質がそうさせているのだと思います。

業績不振に陥った時に、お金で解決するのは良策ではないと言われます。お金をかけずに体質を変えることが大切です。

甘えた体質が業績を悪化させているのです。お金ではなく頭を使うこと、工夫することが求められています。アンケートを取りまとめる方としては、考えて書いたかどうかは一目瞭然でわかります。

体質改善の具体策が欲しいです。案を出すだけでなく、具体的に誰がどう進めるのか、それが記載されていないと提案で終わってしまいます。どこまで真剣に考えているのか、疑問に思う時もあります。

上から指示が来るだろうでは困ります。自分たちで立ち上がる時なのです。
そのきっかけとしてアンケートを取っています。

何となく書けば良いではなく、もっと真剣に・・・
まとめあげられた結果からも優先順位を付けて解決していかなくてはなりません。

だからアンケートを何度取っても同じです。
どう解決して行くか、それがイメージできていないと、前に進みません。

社内アンケートはデータを取るためではないです。問題や課題を解決するためにあります。

やはり日ごろから考えて仕事をする癖付けをすることが大切ではと思います。