おそらくこうだろうと思い込むことが一番危険。
どっちが歳が上とか、キャリアが上とか、能力の差なんて関係ないと思います。
自分のやっていること、作ったものに対してチェックしてもらう姿勢が大事だと思います。

できるプロほど、自分をチェックしてくれる人を見つけておられます。自分で完璧だと思っていても、経験があると自信を持っていてもどこか穴があるかもしれないと危機感を持っておられます。

自分が常に正しい判断をしている、人よりも優れたものを作っていると自負していると落とし穴が待っています。

このチェック機能をどこまで持っているかで成長が変わって来るように思います。年も取り、経験に自信があってもまだまだ・・・何か欠けているところはないか?新しい発想で考えることはできないか?と見つめ直すことが大事だそうです。

自分のやっていること、作ったものをすぐにチェックをかける体制ができていますでしょうか?逆にこの体制づくりが大事です。

他人から見ると自分のやっていることや作ったものは関心がないはずです。チェックしてもらえるだけ幸せです。そこから何かの気付きが出て来るはず。

危機意識を持って仕事をすることは大切だと思います。上の職に行けば行くほど、孤独になります。自分の判断が会社の判断となったり、事業の判断になってきます。

忙しくなると、徐々にチェックを依頼せず、自己判断で進めるようになってしまいます。

その環境こそが危機的な状況ではと思います。
山の頂上へ行けば行くほど、頼れる木がなくなってきます。後ろは断崖絶壁。
自分の決断が大事だと慎重になり過ぎて動けない。あるいは周りの意見を聞くと自分の判断がブレるのであえて聞かないという方もおられるでしょう。

そうして時間だけが過ぎて行きます。
素直に、他人に見てもらうのが賢明だと思います。

誰の意見も聞かず、ノーチェックで決断を進めて行くと、どこかで必ず大きな失敗を招きます。

だからこそ、自分の考えていることが100%正しいと思わないこと。
常にチェックしてくれる人がいる環境を作ることが大事ではないでしょうか?