名刺ボックスに名刺を入れてきても良い話がきません。
1回会ったくらいで名刺交換をしたからといって仕事にはなかなかつながりません。
外へ行って月間100枚の名刺交換をしても意味がないことがあります。

本来、営業というのはどういう活動をするものなのかを考え直す必要があります。

決まるための営業を考えることが大事です。
まず情報を集めるための努力が必要です。各種会合に参加し、人脈を築き上げることです。最低でも10年・20年はかかるでしょう。
また社長や役員の方々から紹介していただいた古いお客様を丁寧に回ること。
あるいは協力会社さんとの有益な食事会などを企画実施することです。

名刺を配れば、誰かヒットするだろうでは今の時代難しいです。
今すぐに決まるなんてことはないです。あらゆるところに顔を出し、自分を売ってこないと・・・

よく社長が営業に参加してくれると成約率が上がるのだがなぁという意見が営業サイドから出てきます。でもそれをアテにしているようでは営業部として情けないです。

営業は、個々人が個人事業主と同じです。仕事を取って来なければ後がないと思わないと、取っても取らなくても同じでは困ります。

世の中には、一流のプロ営業マンがおられます。日常の業務は普通の営業マンと同じでしょう。しかし、業務以外での人付き合いは、半端でないと思います。使うお金も半端でないでしょう。

夕方17時以降にどういう動きをするかで営業は決まってきます。終業後、まっすぐ家に帰られますか?

人が集まるところに顔を出していないと、情報は入ってきません。昼間会った人や電話がかかってきた内容が活きた情報と言えますでしょうか?
それを超えた情報が皆欲しいはず。

自分の生活を犠牲にする部分もあると思います。でもその犠牲精神が必ず成果を生むと思います。

わからなければ、大先輩に意見を聞くのも良し。
昔話や自慢話をたっぷり語ってくれます。
何かヒントを得ていただきたいです。

大人の営業戦略を自分なり組立てて行くことが大切です。
社内に仕事は落ちていません。電話を待つくらいなら事務の女性でもできます。
求められているのは何でも良いから仕事を取ってくること。

受注しないと帰社できない雰囲気を作るのが良いかもしれません。