昨日、ニュースを見ているとある方がこんな言葉をおっしゃっていました。

京都の企業が好調とか・・・
成長しても本社を東京に移さない。
それが成功の秘訣らしいです。

私たち大阪人は逆です。コピーしないと生き残れません。成長している企業や繁盛しているお店の調査・分析を行い、少しでも早くコピーします。

生き方・考え方の違いなのでしょうが、私にはコピーしない生き方というのは無理なようです。

常にコピーできそうなものを探しています。良いところがあればすぐに研究して取り入れるようにしています。題材がないのに一から作るなんてできません。

コピーせずに想像性豊かに新しいものを作り続ける。
たいへんな努力だと思います。表面的にはコピーしないという表現ですが、おそらくいろんな失敗を繰り返しておられるのだと思います。その中からやっと見つけたものが成功の種になっているのでしょう。

どちらかと言えば、コピー商法の方が幅を利かせています。独自性を持って、オリジナルなものを創るというところの方が少ないと思います。

でも中小企業の現場を歩いているものから見ると、やはり何でも良いので、良いことは少しでも取り入れて欲しいという願望があります。それも少しでも早くです。

時代の波に取り残されないように進化・発展することが必要です。そのための変化のヒントがコピーのようにも思います。

背伸びして大きく変化しようとしてもなかなか難しいです。
独自性はそう簡単に見つかりません。会社のSWOT分析で長所すらない場合があります。

そのような現実の中で仕事をしている私にとってやはりコピーしない生き方は驚異です。

言うのは簡単、実践はその何百倍も難しいと思います。

残念ながら私は実践せず、傍から様子を見させていただきます。