上司がいない時が一番幸せ?
一番口うるさい社長が不在の時は、リラックスできる?
よくあるパターンだと思います。

しかし、社長や部門長がいない時の仕事の仕方でその会社の状況がわかります。
まず、不在の日の前日の仕事や確認事項があるはずです。心ある方なら必ずチェック確認を依頼されます。

自分の判断にブレがないかどうかの確認です。
そのような人は、ほっておいても大丈夫でしょう。

逆に怖いのは、何の連絡もない方です。
不在日の前日もその後も何もなかったように仕事をされています。私がいない時はどうだったのかなぁと思います。確認のためこちらから声をかけるとようやく状況を教えてくれます。

何か仕事の順序が逆のような気がします。

でもこれは部下の責任ではないです。自分の責任です。
そのように教えなかったから、現実がそうなっているのです。

それが徐々に伝染し、いつの間にか全社員が同じような動きになります。
こちらから聞かないとわからないという状況です。

極端な場合、社長や部門長が不在の日は売上が低くなっています。仕事を取る気のない人が前面に出ていたのでは、数字は上がらないでしょう。

どう改革するかですが、やはり上長は口うるさい人になって下さい。出社すれば部下を呼びつけて、手持ちの仕事の状況をチェックしてあげて下さい。それを繰り返すうちに、自分からやってくる人が出てきます。出て来るまでは、嫌な役目を担って下さい。

それが会社を良くするコツです。
だんだん口うるさい上司が社内にいなくなりました。言うと嫌われる。すねられる。だから言うのは止めようというふうになっていませんか?

出来の悪い社員は、まずふるいにかけるべきです。出来の悪い人のペースに会社が合わせることはできません。すべては上長判断です。毅然とした態度で、怖がられるくらいがちょうど良いと思います。

社内で嫌われものの上長の数だけ、業績は上がるのかもしれません。