安定志向では・・・

起業・開業する場合、今までのものを一旦捨てることになります。
年収も今まで同じだけいただくのに何年かかるかわかりません。

しかし、天井はないです。頑張って成果を上げた分、自分に跳ね返ってきます。
でも逆も言えます。仕事がなければ収入は0になります。

そのリスクを承知の上で、独立することが大事だと言われます。
リスクが大きい分、夢も大きくなります。

一番注意しなければならないのは、過去のOBの仲間が寄り合うことです。
かつての勤め先も同じ、環境も同じ人間が集まっても何ら変わりはないと思います。新しいものは生まれないです。人間が小さくなるだけです。

新しい世界で、羽を伸ばして好きなことをしようと思えば、リスクは付き物です。あらゆるリスクを想定しながら進むからこそ面白いです。

このことはビジネスパートナーの条件にも通じてきます。
同様のことを考え、実践されている方の話は説得力があります。常にリスクを背負っておられる訳ですから、真剣さが違います。

そのような方とは、本当に良い緊張感の中で仕事ができます。

自分に対する甘えを捨てた時、チャンスが回ってくるような気がします。
安定志向とリスクの間に位置して、上手に生き抜くということは難しいように思います。

安定志向は捨てて、リスク100%の立ち位置に立てるかどうか?そのような発想を持てるかどうか?

それに最初から成功される方なんてほんの一握りでしょう。逆に最初から成功された方は、いずれ何らかの形で躓かれるでしょう。その時、対処できるかどうか?

まずは修業。
その修業中に学んだことが、人間を大きくしてくれるように思います。

リスクのない独立なんてありえない話だと思います。
リスクを背負える人が、独立向きなような気がします。