今月いくら稼がれましたか?
部としていくら達成されましたか?
とお聞きしても数字が出てこない営業担当の方がおられます。日々の業務に必死で、数字を把握していないのでしょうが、それではまだまだ・・・

自分が毎月どれくらい稼いでいるのか、記録を残して欲しいです。数字は意識しないと上がりません。頑張れば結果が出るだろうでは困ります。上長の方も若手を教育される場合、数字意識を早く植え付けることです。

今月の予算と達成金額の管理だけでは、不十分です。そこからさらに必要な物があります。

会社から未収の資料が出てくる前に、回収状況もチェックできているかどうかです。売りっ放し、やりっ放しになっていないかどうか?

営業マンは売るだけが仕事ではないです。売った商品やサービスについて回収まで責任を持って行うのが本来の仕事です。何かあれば、上司が行ってくれるだろう、会社が何とか処理してくれるだろうでは困ります。

だから営業に出す前に、回収ということをしっかりと教える必要があります。

ただ何となく外へ行ってきなさいでは厳しいでしょう。営業という本来の仕事のあり方を時間を取って教えるべきです。

自分で稼いだ数字が気になってくれば、後は自分で工夫をし出します。ただし、数字が上がるようになればなるほど、引っかかる確率も上がってきます。すべて100%回収というのは普通は難しいです。

何かおかしな状況が発生すればどのように対処すれば良いのか教授しておく必要があります。

難しい案件を処理する能力も高めておかないと、営業マンとしてはプロとは言えません。皆、人には言えないような苦労を繰り返してやっと今のポジションを築かれているはずです。

その苦労が喜びに変わるような仕事の楽しさを教えてあげて下さい。

数字で物事考えるという癖付けをしないといけません。
数字から逃げる訳には行かないのです。

数字に強い営業マンを育てて下さい。
そのためにも毎月自分が稼いだ数字を気にするようにさせて下さい。