苦戦されているところほど、掃除ができていません
掃除する時間があったら、営業へと・・・
焦っておられます。

ついつい掃除が疎かになります。実は、このことは業界に関係なく共通の現象です。業績が悪くなると、目先の数字を追いかけるようになり、本来あるべき姿を見失います。

私のような外部の者が見させていただきますと、他の業務のことよりも清掃レベルが気になります。業績を上げるには、現場の清掃レベルを上げる必要があります。

だから現場改善に着手させていただく前に、大掃除を敢行していただきます。掃除ではなく大掃除です。1か月に1回も使用していないものは外へ放り出すか、倉庫にしまってもらいます。

使用するもの、使用しないものを明確にします。そうすると棚卸が楽になります。作業効率が良くなります。

大事なのは、捨てること。あるいは倉庫に仕舞うこと。
使わないものがあるのが一番良くないです。

言葉は悪くて恐縮ですが、業績の悪いところほど、汚いです。
そんな状態で仕事ができるのかなぁと思うくらい。

利益を出すためには、日々の掃除が大切です。
掃除の行き届いたところで常に仕事ができているかどうか?

だからこの大掃除が終わった後、翌月の大掃除の日を決めていただきます。その次に、年間の大掃除のスケジュールを決めていただきます。

もう大掃除には懲り懲りなので、汚す人は徐々に少なくなっていきます。
大掃除は12月の恒例行事ではないです。いつやっても良いはずです。
気の付いた時に、上長の方が一声かけて下さい。

掃除のレベルと業績はどうも一致するようです。
掃除のできていない会社が成長する訳はないと思います。