給与が上がらない、ボーナスがないという会社が多いです。ついつい愚痴が出てしまいます。

しかし、今のままで能力アップやスキルアップを図らずに、勤続年数が経てば給与が上がるということはないと思います。

給与アップのためにはまず能力アップを図ること。会社や上司に認められることです。

それと会社の業績を皆で上げること。何とかして現状を打破し、利益を出そうという意識統一が必要です。同じ方向に向かって仕事をする集団作りが大切です。

給与を上げてくれたら、業績を上げてやるのに・・・
という理屈は社会では成り立ちません。

まず業績を上げて、利益を出し、その中から配分されます。
給与を上げて、業績が上がらなかった場合、どうなるでしょうか?

つらくても皆で利益を出すんだという意気込みが大切です。その心を持たない従業員が一人でもいると中小企業の場合、業績が下がります。

だから給与アップは自分で勝ち取って欲しいです。自分の力で何とか業績を上げてやろうと日々努力して欲しいです。

給与のことが気になるのはわかりますが、それ以上に自分のスキルや能力がアップしているかどうか気にして欲しいです。

会社側も給与アップが難しい現状があるなら、能力アップできるステージを設けてあげてはいかがでしょうか?例えば社内勉強会や研修会など、目に見えて経費化されないものを率先してやるべきです。

そのような姿勢を取っておられる企業は伸びます。

「今度の会議の日の朝、1時間早く出てきて○○の勉強会をしよう!」
と誰かが声をかけて欲しいです。

自分の能力さえアップさせておけばいつしか給与は上がります。
能力は現状維持で、給与だけ上げて下さいというのは通りません。

給与アップと能力アップ、どちらが先でしょうか?
もう一度、社内で意識統一されておかれてはと思います。