あるべき論の話をしても効果がないということが多々あります。有名な講師の方をお呼びしても現場のレベルとのギャップがあります。

有名な講師の方の話が大切なのではなく、自社の従業員に響く話が大事だと思います。

だからどんな有名な講師の方々をお呼びしても効果がなかったということになります。講師の方が誰かよりも従業員の心に少しでも響き、改善・改革につながる話が必要です。

皆さん、期待大で講師の選定をされます。調査開始です。
しかし、自社の従業員のレベル調査はされません。良い話はすべて好結果につながると信じておられます。

少しでも有名な方をと・・・

外部講師の方の話を聞いて、理解できる力を養うことです。成果が上がるかどうかは聞く方の姿勢の問題です。講師の話の内容云々ではないです。

もうそろそろ来年企画を考えておられるのではないでしょうか?どんな講師の方をお呼びするかお悩みでしょうが、社内の体制整備をおすすめいたします。

それとどんな素晴らしい話でも業種・業界特性に合わせた話をしていただける方に依頼すべきです。あるべき論を滔々と述べられても理想と現実の間にはギャップがあります。

聞いただけではダメです。それを現場に活かせないと意味がないです。
特に社内研修会では、現場に精通されている方に依頼されることです。世の中ではこうだ!と言われても今の現実では無理なことが多々あります。

外部講師を呼んで失敗した!ということがないように・・・

そのためには、講演後のあり方についてあらかじめ考えておくことです。講演後どのようなものを提出させ、どのように現場改善につなげるか、それが大事です。

聞いて満足するだけ、感動するだけの話は、映画を見ているのと同じです。話を聞いて、仕事上でどう活かしていくかが鍵です。

話を聞いて何か気付くこと。
そのことを話を聞かれる前に伝えられてはいかがでしょうか?