全くの未経験の部署に配属されて落ち込んでいる社員の方を見受けます。
未経験の部署への配属の意味をもう少し理解されても良いのではないでしょうか?

出来の悪い人や能力がない人を全くの未経験の部署に配属するような危険を会社は冒しません。そんなリスクの高いことをしていては経営が成り立たなくなります。

会社の意図は、全くの未経験分野のことも経験して、次に活かして欲しいと思っておられるからこそ、配属されています。

経験のあることや自信のあることだけをやっていたのでは、人は育ちません。
苦手なものもできるようになって初めて一人前です。だから未経験部署への配属は、スキルアップの大チャンスです。

専門的になり過ぎると、どうしても視野が狭くなります。他の仕事をさせると使えなくなるような人を生まないために、配置換えが行われます。

そうやって徐々にいろんなことを経験して総合職への道へと進みます。
経験した部署の数だけ出世することになります。だから、年がいくつになってもいろんな経験をプラスに思える人になるべきです。

転勤や配置換えなんてどこの会社にでもあります。与えられた環境をプラスに考え、どうスキルアップするかです。

それに一度苦手と思っていた部署を経験すると、どの部署へ配属されても怖いものなしです。逆に最初から経験のある部署に配属なんてことはないです。アルバイト経験があったとしても社員とアルバイトでは仕事の内容が違います。

永く同じ部署にいるよりも配置換えして経験できる方が幸せです。このことをどれだけの社員が理解しているかで組織の成長は変わって来ます。

自分の好きなことだけ、やりたいことだけをやっていたのでは組織ではないです。会社でもないです。

プロの仕事は与えられたポジションで最高のパフォーパンスを発揮すること。
出来る人にとっては、職種や部署なんて関係ないです。どこでも結果を出されます。

いろんなことを経験され、結果を出すコツをつかまれたからです。

まずは否定しないこと。
自分から積極的に学んでやろうとすることです。

上の人は、見ていないようで見てくれています。自分の頑張りはいつか必ず誰かが評価してくれます。そう信じて、業務に励むべきです。

配置転換で悲しまない。
それはあなたにとってビックチャンスなのですから。。。