そうしないと良い人から辞めて行きます。
どんな改革プランにするかが大事です。

単に事業縮小、固定費カットだけでは、従業員が付いて来ません。夢と希望を持てる改革プランが欲しいです。

改善・改革スタートを切る際にも何がどうなるのか、それを示さないといけません。従業員の方が安心できて、ワクワクするもの。

これがないと事業はジリ貧になってきます。経費カットしか手段がないという状況になってしまいます。

ただし、魅力的な改革だからといって、すべての従業員の方が安泰という訳ではないです。今の仕事量と中身を再評価し、新しい雇用契約を結ぶような形が理想です。

従業員の方の意識改革も同時に行って行かないと、過去の延長線上では改革は無理です。

逆に魅力的な改革とは、向上心のある方が、やる気を持ってどんどん頑張れる社風を作ることです。会社の方向性を明確にして、自分を成長させることのできる場にすることです。

何か私たちにとってメリットがあるのかなぁ?ぐらいでは困ります。
まず自分を変えないと改革にならないことを伝えるべきです。

諸制度や規定がないのはどこも同じです。それがあったからといって業績が上がっていたかというと、そうでもないと思います。

大事なのは従業員の意識と社風です。

魅力的な変革を行う場合、この社風までも変えて行かないと成果が出ません。
トップの方が腹をくくって、新しい事業を起こすのだというくらいの気概が必要です。

コンサルタントの作った紙切れの経営計画書では全く意味がないです。
変革とは、会社の体質を変えることです。そのための手段が計画書や諸規程です。

売上や利益以上にこの体質を変えることができるかどうか、それが大きな鍵のように思います。