ノルマや成果主義は嫌だと言って目標設定をしないと、成果が上がりません。
その目標も会社や上司が決めたのでは、モチベーションが上がりません。やはり自己申告制が良いと思います。

自分で目標を出させる。
単に発表・提出させるだけでは弱いです。その後の進捗状況のチェック・確認が必要です。

1年でどれだけ目標を達成できたか?どれだけ目標に近づけたか?

評価制度などを作成していると、評価シートや人事考課表の項目は皆、会社側が評価するための項目になっています。必然的に、個々人のチャレンジ目標とは異なってきます。

理想は期初に、個人別にチャレンジ目標を3つくらい提出してもらうのが良いと思います。期中や期末には必ず、進捗状況を確認することが必要になってきます。

しかし、従業員から見ると自分の挙げた目標の方が、身近でやる気が出ると思います。この目標も大切に評価してあげたいです。

なぜ目標、目標と言うかと言いますと、今目標がなくなってきているのです。
ただ業務をこなしているだけの方が多くなってきているからです。

会社からの指示だけを忠実に守って仕事をされていても将来が心配になってきます。自分の意思で将来をデザインしていただかないと夢がないです。

今の給料では結婚できないとおっしゃる方が多いですが、結婚できるくらい稼ぐことが大事です。自分で目標を設定して少しずつ階段を上って行かないと、愚痴ばかりこぼしていても夢には届きません。

自分で目標を出させる。
それが一番大事です。
何でも良いから目標を持つ癖付けをもう一度、実践されてはと思います。

自分から言うのは嫌だという風潮がどうもあるようです。逃げてばかりいては幸せにはならないです。

自分のやるべきこと、やらなければならないことを自分の口で言うことです。
それを教育して行かないと、人は育たないような気がします。

ノルマや成果主義以上に、この自分から進んで何でもやるということが人間的にも成長させると思います。

企業の現場で新たな問題が出てきたようです。
自己申告という単純な事象が、成果にも大きく表れるのではと危惧しています。