欠点の指摘や粗探しはしません。
悪いところを見つけて報告書にしても意味がないです。

私が知りたいのは伸びしろです。改善・改革を行ってどこまで伸びるか?
ただそれだけです。

悪いところにしか目が行かないのはプロの仕事ではないと思います。誰でも皆欠点を持って生きています。その欠点が見えなくなるくらい長所を伸ばすべきです。

粗探しをして重箱の隅をつついても何も出てきません。指摘された方もやる気を失うでしょう。

常に伸びそうなところはないかどうかそれを探すことにしています。ほんのわずかでも良いのです。伸びそうなところを伸ばすことです。そうすると組織が活性化されます。

よく「武内さんのカバン持ちをさせて下さい。仕事ぶりを見たいのです。お願いします。」と言われますが、おそらく上記のような視点で仕事ができているかどうかを再確認されたいのだと思います。

通常、経営コンサルタントはできていないところをレポートにして改善を図ると思いますが、私はしません。悪いところを書けばキリがないからです。それよりも伸びる可能性はどこにあるかを計ります。

「社長、この部分が今後伸びそうです。ここから着手されませんか?目標は何%です。」とお伝えします。勘の良い社長ならそれで納得、その場からすぐに着手です。

事業で大切なのは、成長性と継続性です。それを計れないならコンサルティングの意味はないと思います。どこへ向かって行けば良いのか指針を示せること。

伸びしろが見えれば、3年後、5年後の絵が描けます。

可能性のない話は聞くのも嫌だと思います。
どうすれば事業がもっと伸びるのか?それをお聞きになられたいはず。

小さな小さな芽を発見することに努めています。
伸びしろ、これを一番大事にコンサルティング活動をさせていただいております。